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オー・ピー・ジ 環境ＩＳＯを認証登録
【ねじ・ネジ・業界紙】 （株）オー・ピー・ジ（大阪市住之江区南港東３―２―８６。川端幸由社長）では、地球環境保全に配慮した事業活動の更なる高度化等を目的に取り組んできた環境マネジメントシステムＩＳＯ１４００１：２００４を、５月１６日付けで審査機関の日本品質保証機構から認証取得し、登録された。登録活動範囲は「産業用ファスナーの設計・開発及び製造」。登録番号はＪＱＡ―ＥＭ６１１９。
同社では、品質と環境の両システムを含めた今後の方向性等について以下のようにあげている。
「品質の追求が不具合を無くし、再生産及び再検査などの無駄を省き、結果的には環境への負荷が無くなる。また、逆に環境を考えていくことで良い製品が生産できることから、品質と環境は連動しているものと捉えている。
当社の生産加工で代表するプレス技術は、蝶ボルトを例にみると、冷間鍛造加工と同じ製品・性能を有していながらも、材料使用量は少なくて軽量化がおこなえる。アッセンブリー技術は、組立現場における部品管理並びに締結工程数の削減等を可能とし、より両技術を探求することが同時に品質及び環境への対応を高めていく。
これからの循環型社会では、ねじ製品は今までのように消耗品や使用後は有価物としてのスクラップ利用などでは市場ニーズを満たせず、半永久的機能や同様に使用するための補修が簡単にできるように“戻し（取り外し）易いねじ”の製品需要が生まれる可能性もある。
材料（マテリアル）、加工（マニュファクチャー）、人（マンパワー）、資金（マネー）の４つのＭを、従来の方法で良いのかなどを改めて見つめ直し、産業用ファスナーのメーカーとして環境に配慮した設計・開発並びに製造に取り組んでいく」。
第2079号3面
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- オー・ピー・ジ 環境ＩＳＯを認証登録 -- 2008/06/23 月曜日
