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日本ドリルねじ協 価格改正要望書の作成に
【ねじ・ネジ・業界紙】 日本ドリルねじ協議会（土肥雄治会長）は５月１３日、大阪市天王寺区のグリル近鉄にて第８５回定例会を開催。材料コスト上昇の対策に、協議会名による「価格改正要望書（仮称）」の作成及び配布をおこない、各企業が納入先への理解・浸透を深め供給責務遂行に基づいた市場安定化のための採算性を追及していくものとした。このほか、ドリルねじ出荷量調査結果並びに各委員会の活動状況報告などが行われた。
周知のとおり、ねじ用鉄鋼製材料は昨秋につづいて、今春には大幅な値上げが材料供給サイドから実施された。これを受け同協議会では、各企業が材料コストの上昇分を自助努力によって吸収するのは到底困難であり、早期に製品価格への転嫁による採算性の確保ができない場合には、市場を安定化する生産活動に支障を来たすものと判断した。より、ドリルねじの需要産業及び関わるユーザーに業界・各社が直面する実状の理解と浸透を図るには、個々の説明に加えて業界団体からの明確な状況説明が必要として「価格改正要望書（仮称）」の作成するものとした。
第2077号11面
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- 日本ドリルねじ協 価格改正要望書の作成に -- 2008/06/05 木曜日
