福井鋲螺 ニュース

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　【ねじ・ネジ・業界紙】　―最新の技術力を世界へ―を掲げて展開する福井鋲螺（株）（本社＝福井県あわら市。打本幸雄社長）ではこのほど、石川県加賀市で増築を進めていた新加賀工場が竣工し、４月２２日に完成披露パーティがおこなわれた。
　

　新加賀工場は、同社ブランドモットーである“ＭＥＴＡＬ　ＰＡＲＴＳ　ＩＮＮＯＶＡＴＯＲ”を、建築的に表現することをコンセプトに取り組んだ工場。機能性と快適なデザイン空間が、高品質な仕事を生み出していく事を狙いとして、上質な仕事環境を創り込んでいる。工場棟は、最新設備を導入し、生産能力を高めると共に厳しい環境基準に対応。事務棟は、来訪者（顧客）に「ＭＥＴＡＬ　ＰＡＲＴＳの世界」を感じられる空間の提供を目指すと同時に、社員の「ホスピタリティ」精神を高める環境を構築している。さらに、グローバル企業に相応しい社員育成研修施設としての機能も併せ持つ。
　
　規模は、１部が３階建のＳ造平屋建て、総敷地面積１４,８２０平方メートル。竣工は０８年３月。設計監修はクニモトアーキテクトデザイングループ（株）（キリー・クニモト社長）、施工は（株）竹中工務店が請け負い、総投資額は２０億円。特色は、エアシャワー・バスボックスを完備したクリーンルーム、工場見学ルート及び子供の高さに配慮したトイレの設置などユニバーサルデザインの構造となっている。


第2075号1面

記事バックナンバー

• 福井鋲螺　新加賀工場が竣工 -- 2008/05/08 木曜日