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ユタカ 欧州市場での展開目的にCEマーク取得へ
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)ユタカ(東大阪市新町24―12。安田憲司社長)では、EU市場での本格的な業務展開を目的として、各種ねじ・パーツ検査装置における安全基準の適合性表示「CEマーク」取得のための取り組みを進めている。
現在のところ、所定の基準評価や文書化に対応する社内作業を進めており、三ヵ月後の取得を目指している。取得後には、従来の販売提携企業がEU諸国に進出している拠点および現地商社などの営業支援をより一層積極的におこない、国内の生産並びに受入れ体制も整えて年内の出荷を実現する。
同社安田社長は「EU圏のねじ市場は、国内に比べて4倍とも推測され大きな魅力を感じ、先の展示会をみても他国のねじ関連企業の出展増加が裏付けている。中小企業もグローバルな展開によって、新たな市場の開拓と競争力を身に付ける必要性から、CEマークの取得に踏み切った」と語る。なお、同社では検査基準や画像処理の高度化ニーズへの対応に、1千万画素の解像度を有するCCDカメラ内蔵装置(オプション設定)の納入実績を誇っている。
第2074号2面
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- ユタカ 欧州市場での展開目的にCEマーク取得へ -- 2008/05/03 土曜日