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ケーエム精工 8mmドリルねじ開発で事業認定受ける

 【ねじ・ネジ・業界紙】 ケーエム精工(株)(本社=東大阪市吉田本町。北井敬人社長)では、経済産業省・国土交通省などが推進する第3回地域資源活用事業計画において、このほど経産省近畿経済産業局から「溶接接合に代わる構造用大径ドリルねじの製造・販売」をテーマにした事業が認定された。

 同社では、年内に8mm径ドリルねじの製品化を目指しており、3階建及び高層階建築物等向けに市場開拓の展開を図る方向である。

 現在のところ、頭部形状が六角・シンワッシャータイプ等の試作化に成功。サンプルの締結テストでは、最速ドリリングタイムが10秒を切る成果も挙げている。更なる研究開発及び改良などによって、板厚12mmの部材にも適応可能なドリル性能の製品化(製法確立)に向け取り組む。


第2068号5面

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