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PFOS調査現状 ねじ製造での影響は限定的
【ねじ・ネジ・業界紙】 「最近PFOSという物質に関しての調査票が大手ユーザーから来る」という話を聞き、本紙と金属産業新聞社が共同で関係方面を取材した。
09年のストックホルム条約会議において、環境汚染防止の一環としてPFOSの禁止が提案され可決される見込みとなっている。
同会議で「個別の適用除外」を認めてもらうには、他の物質への代替が不可能である等々の実状を提示することが必要なため、経済産業省が調査している段階。
ねじ製造においては「めっきや洗浄工程等でPFOSが使われるケースもある」というレベルであり、影響は限定的とみられる。
PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)は、フッ素系のコーティング剤や界面活性剤の原料として広範囲に使用されている。めっきでは、浸透性をよくするための界面活性剤として使われることがある。
第2068号1面
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- PFOS調査現状 ねじ製造での影響は限定的 -- 2008/03/01 土曜日