ブックタイトルねじ関連辞典

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概要

ねじ関連辞典

ブシュ(bush)穴の内面にはめ込む薄肉円筒を,すべてブシユという.簡単な構造の軸受では軸受面にブシユを用い,軸との接触状態を改善し,また摩耗したときの取替え部品とする。ブラケット(bracket)腕木,腕金などとも呼ばれ,フレームの本体や壁から突出して,軸,テコ,その他の部品を支える目的に用いられる受けをいう.フレーム(frame)機械の運動する各部分を適当な関係位置に保持する静止部分をいう.機構的には,固定節,或は台枠の事である.平面力ムへいめんかむ(planecam)原動節と従動節との接触点の軌跡が,平面曲線であるようなカムをいう.これには板カム,正面カム,直動カム,ワイパーカム,反対カムなどがあるベッド(bed)ベッドは工作精度と切削能力の基礎であるから,構造を丈夫にし,特に往復台案内面にはいろいろとくふうをこらして精度と耐久度の向上が計られている。ベルト車べるとぐるま(bel tpulley)ベルトをまきかけて動力を伝えるのに用いる車.普通は鋳鉄製だが,高速用には,軽合金か銅板製のものを用いる.ベルトがはずれないように,リムは中高につくり,特にツバをつけることもあるベルトコンベヤ(belt conveyor)両端のベルト車の間に無端環状のベルトを循環させ,その上面に材料または物品を載せて運搬するコンベヤ.ベルトの中間は多数のアイドラで支持する.主として水平に用いられるが上下15°位までは一般に使用され,スベリ止メすれば30°位まで用いうる.ベルトは軽量物には木綿織そのままを用いることもあるが,多くはゴム被覆のものである.