ブックタイトルねじ関連辞典

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概要

ねじ関連辞典

ガンタツプ(guntap,spiralpOin・tedtap)大体の形状は手回シタップと同様であるが,食付部の切刃側のミゾを約5山斜めに削りとって,切粉が容易に進行方向に送り出されるようにしたもの。機械タップきかいたっぷ(mach・inetap,nuttap,tapPertap)主としてネジ立テ盤でナヅトを造るときに使用するもので,手回シタップにくらべ柄部が長く,かつ食付部の傾斜が比較的ゆるいもので,ナットタップまたはタッパータップということもある。矯正ロールきようせいろ一る(straighteningroll)材料が圧延,引抜などの塑性加工工程中に不均一加工を行った部分がありそのため製品に曲リやモツレが残っている場合,あるいは,線材や帯板はコイル状に巻取って製品とするたあらかじめ,一定の曲率をもつ場合がある.このような材料を使用して製品を加工するときあらかじめ,使用上の要求から曲リをとる必要が起こる.多くの場合材料の曲リをとる作業はいくつかのロールを通過させる事によって矯正する事が来る.このロールを矯正ロールと言う。食付キ部くいつきぶ(chamfer)チェーザ・タヅプなどの一端のネジ山部を斜めに切り取って刃をつけた部分。クシ形バイトくしがたばいと(chaser,chasingtool)単独に用いるチェーザオネジ用とメネジ用とがある。組タップくみたっぷ(settap)植込みボルトをはめる穴などのよう'な,めくら穴の内面にメネジを切削するタップで,3本を1組とし,最初に用いる先タップは先端の6~7山をテーパに落し,中タップは先端の3~4山をテーパに落し,最後のげタップは先端の1山のみをテーパに落し,穴底の1山以外は完全にネジがきれるようにしてあるもの。研削タップけんさくたっぷ(ground〔thread〕tap)ネジ面を熱処理後研削仕上したタップで,高精度のもの。仕上ゲタップしあげたっぷ(finish・ing〔hand〕tap)1組の増径タップのう・ち,最後の仕上に使用されるもの。仕上ゲパンチしあげぱんち(finish・ingpunch)ボルト頭の圧造に用いる仕上加工用のパンチ。自動閉ジタップじどうとじたっぷ(collapsibletap,recedingcha-sertap)ネジ立テができたときにチェーザが内側に引込み逆転することなく,ネジ穴からタップを引抜くことができるもの.普通4個のチェーザが取付けられている。自動開キダイヘッドじどうびらきだいへっど(automaticdiehead,self・openingdiehead)ネジを切り終ったときチェ一ザが外側に開いて逆転することなく元の位置にまでもどすことのできる装置.コベントリーダイヘッド,ランジスダイヘッド,ジオメトリックダイヘッドなどがある。切削タップせっさくたっぷ(〔cutthread〕tap)ネジ面を研削仕上しないタップで,熱処理前にネジ山を切削仕上した精度の比較的低いもの。