ブックタイトルねじ関連辞典

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概要

ねじ関連辞典

平価へいか(par)各国通貨の国際交換比率をいう。今日は金本位制度の時代と違って管理通貨制度の時代であり、また大多数の国がIMFに加盟しているので、平価といえばIMF平価(国際通貨基金加盟国平価)をさす。IMF協定の4条1項には「各加盟国通貨の共通尺度としての金または1944年7月1日現在施行の量目および純分を有する米ドルで表示しなければならない」と規定している。米国は1934年に金の価格を1トロイオンスにつき35ドルと公定しているので、1ドルは35分の1トロイオンスの金に相当するわけである。いまではこの規定にもとづく通貨の価値基準を平価または為替平価(exchange parity)といい、金で表示された平価を金平価(gold parity)、米ドルで表示された平価をドル平価という。なお為替平価は正常的、基準的とみられる通貨の国際交換比率であるという見地から、金平価や購買力平価も為替換算率の基準となるかぎり為替平価のなかに含まれている。しかし為替平価を狭義に解釈して、金平価にたいしドル平価を特に為替平価ということもある。なお日本円の平価は1ドル360円から割り出して1円につき純金2.46853ミリグラム、米貨0.277778セントである。防衛産業ぼうえいさんぎょうわが国の軍需産業は敗戦で消滅したが、昭和25年朝鮮戦争でアメリカ軍の特需のために復活、28年にはMSA協定以降は、自衛隊の軍備増強が行なわれ、兵器産業が公然と行なわれるようになった。貿易外収支ぼうえきがいしゅうし(balance of invisible trade)貿易収支とともに、国際収支中の経常収支を構成する項目。貿易収支以外の項目を指し、商品以外のサービス、対外投資の受払のほか無償の受払をふくむ。海運賃、保険料、銀行手数料、特許権料、利子、配当、旅行者支出、賠償金などがその例である。貿易手形ぼうえきてがた本来の意味は輸出入貿易に伴なって振り出される手形で、輸出国からみれば輸出手形、輸入国からみれば輸入手形のこと。わが国で戦後貿易手形と呼んでいるのは貿易に伴なって生ずる国内金融に関係した手形のことで、つまり輸出業者にたいしては輸出品の生産、集荷に必要な資金の調達、また輸入業者にたいしては輸入手形の決済資金を供給する目的を持つ手形がこれに当たる。ボトル・ネック(bottle neck)あい路。ふつう特定の産業の生産能力の不足が全体の経済発展の妨げになっている状態をいう。わが国では31~32年のいわゆる神武景気当時、鉄鋼、電力、輸送があい路産業といわれた。あい路産業の価格が上がることをあい路インフレというが一般に経済全体として設備の完全能力点が完全雇用より先に現われた場合は労働者の実質賃金の低落をもたらし、完全能力点の方が高い場合は実質賃金は上昇する傾向がある。