ねじ業界・二世会
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渡辺昌弘氏＝渡邊螺旋工業（株）
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渡辺昌弘氏（わたなべ・まさひろ＝昭和44年３月22日生）。平成21年入会。平成11年入社。営業主任を経て19年に営業部長に就任。会社は昭和35年創業。現住所は大阪府大阪市東成区深江北1-5-15。
創業当時は釘の製造を行っていた。戦後復興期に続く高度成長期における市場の多様化に対応して、主力製品を釘からリベット、小ねじにシフト。バブル崩壊後の変革期には、長尺ものに力を入れ、時代のニーズに適合した製品の供給に努めてきた。現在は、Ｌ寸２５０ミリのロングサイズに対応しているほか、Ｌ寸１５０ミリの座金組込みタイプなど特殊化を図り市場競争力を強化している。
渡辺氏は、半導体やディスプレイ・プリント基板などの製造装置を取り扱う大手メーカーに10年勤務。主に技術営業を担当する。現会社入社後は、これまで培ってきた経験と同社の技術力やノウハウを融合して、企業価値の創出に励んでいる。また専務取締役として企業全体を把握すると共に、事業の柱である製造技術の強化にも力を入れ、最近では、機械設備を導入しロングサイズの座金組込みタイプの大量生産化を実現させるなど、事業の安定化に貢献している。
更新日：2010.03.08 Monday
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Ｋ－２（ケイ・ツー）は、関西圏のねじ製造５団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とＯＪＣが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。（紙面掲載日：2010年2月17・27日号）
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