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平野靖雄氏=(株)ヒラノファステック
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平野靖雄氏(ひらの・やすお=昭和53年7月1日生)。平成18年入会。平成17年入社。21年専務取締役に就任。会社は昭和5年創業。現住所は現住所は徳島県徳島市国府町観音寺582−1。
同社は、農機具を製造する平野鐵工所として創業。事業を進めていく過程で磨ボルトの製造を行い、戦時中は呉・佐世保両港における海軍監督工場の指定を受ける。57年に2D2Bヘッダーを導入、翌年にはJIS表示許可工場に認定され量産体制を構築。現在ではJIS規格六角ボルトにおいて国内有数の生産量を誇ると共に、取扱品種は1200種類にも及ぶ。グローバル環境下での競争力強化を目指し、徹底した生産性の効率化を展開。代表的な取り組みとして、各ラインの稼働状況が一目で把握できるリアルタイム生産管理システムの導入や梱包作業のオートメーション化などがある。また鍛造から先取、転造までの各工程がベルトコンベアによって連結化を行っている他、経費節減と環境面への配慮から事務所には太陽光発電を導入。
平野氏は入社以前、大手総合防災メーカーに勤務。事業継承から入社後は各分門を経験し基礎能力を身に付け、現在は専務として業務全般に携わりながら企業運営に必要な伝統・技術力等の習得に励む。標準規格ボルトの生産力と価格競争力を追求した、独自システムの開発による効率化を進めると共に、世界市場を見据えたブランド力強化を目指し、オリジナル製品の開発にも視野に取り組んでいる。
更新日:2010.03.05 Friday
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K-2
K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)
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