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八馬芳雄氏=酒井精工(株)

八馬芳雄氏=酒井精工(株)に関する情報
八馬芳雄氏(はちうま・よしお=昭和44年7月22日生)。平成21年入会。平成9年入社。16年常務取締役、18年専務取締役に就任。会社は昭和14年創業。現住所は大阪府大阪市西成区津守3-2-10。

 同社は、昭和14年に発足した酒井鉄工所の精密工具製造部門が起源である。現在主力製品のタップは、創業当時にはシャフト加工などの幅広い品種の中で一つのアイテムであったが、顧客並びに市場ニーズを適確に捉える研究開発が積み重ねられてきた。27年に現会社を設立し、30年にナットタップの生産を開始。37年には輸出貿易に取り組み、42年に開発した独自製品「AHタップ」は、世界各国で使用・普及している。ユーザー仕様に準じた特殊ナットタップや固有技術を発展的に活用した医療用(手術用)器具の開発も進め、それぞれの分野で培った生産加工技術等を有効活用した展開を行っている。

 八馬氏は入社前、大手産業機械メーカーで鋳物の製造管理部門に勤務。製造現場で技術ノウハウを身に付けたのちに営業を担い、事業継承と実績の両面から常務取締役を経て、18年に専務取締役に就任。現在は品質管理責任者も兼務して、製造現場における品質の向上に取り組むと共に、会社全体の業務を把握するなど事業運営をサポート。経済環境を冷静に捉え、更なる品質向上を目指している。

更新日:2010.03.03 Wednesday

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K-2

 K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)

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