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大住貴子氏=(株)関西電工

大住貴子氏=(株)関西電工に関する情報
大住貴子氏(おおすみ・たかこ=昭和40年1月16日生)。平成16年入会。平成15年入社。16年に専務取締役に就任。会社は昭和38年創業。現住所は大阪府東大阪市小若江3-3-1。

 創業当時から電気亜鉛めっき加工を手掛け、昭和60年頃からは耐食性の向上を目的に自社製品の開発に着手。高耐食性を持った「スーパーめっき」を商品化した。また関西ではいち早く三価クロムに着目し、平成15年には三価クロム化成皮膜(光沢・有色)の量産化に成功。17年には同化成皮膜(黒色)を本格稼動させた。

 大住氏は、大手電器メーカー(SE)等の勤務を経て入社。父である社長が残した生産モデル、技術力を継承し、品質管理の強化に着手。自身設計による工程管理システムの導入や、電気量・処理時間・膜厚・乾燥回転数等の20を超えるチェック項目を配した加工票の採用、同票に処理サンプル品三点を添付する等の取り組みを実施。その結果、大手自動車メーカーを始め、関連部品メーカー、有力ねじメーカーなどの監査基準を満たす、同じ規模の企業クラスでは群を抜く品質管理体制を構築した。加工体制の高度化を進めながらも「めっき屋さん」として親密性に重んじ、常にユーザーニーズを満たす“工場”を目指している。

更新日:2010.03.03 Wednesday

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K-2

 K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)

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