ねじ業界・二世会
K-2
川端康弘氏=(株)オー・ピー・ジ
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川端康弘氏(かわばた・やすひろ=昭和48年2月14日生)。平成16年入会。平成16年入会。平成10年入社。15年常務取締役に就任。21年代表取締役専務に就任。会社は昭和9年創業。現住所は南港本部・大阪市住之江区南港東3-2-86。
同社は、プレス加工を主体にフォーマー・ヘッダー・溶接の異なる4つの加工を用いて、自動車・家電・土木・住設向けのユーザー仕様パーツの製造を行う。ナット・ボルトをベースに、自社製の製造設備や固有技術を保有する協力工場22社による技術ネットワークが各種製品に付加価値を備えさせて高度なユーザーニーズを満たしている。創業当時(川端祥商会)はプレス方式を用いて自転車(乳母車)部品の製造を行っていた。閑散期に抜きナットの製造を始め、商号を「大阪プレス技研工業所」と改めた昭和20年代後半からプレス製ナットの製造を本格化させた。対米輸出の拡大により事業が発展し、積極的な設備投資や技術力向上、生産品種の拡大を図り、プレス加工による独自の特殊加工技術の確立と市場にオリジナル製品を定着させた。また技術力の担い手となる社員教育にも着目。海外研修制度の導入や、強固な生産体制に工場の増設、協力工場による企業体を構築している。
川端氏は入社前、大手自動車ディーラーで営業を担当。同社入社後は、一年間の製造現場経験を積み、営業の先頭に立ち事業の活性化に寄与した。15年に常務取締役、21年には代表取締役専務に就任し、広域な視野と長期ビジョンを掲げて、協力工場との連携強化による国産技術力の底上げ等で潜在需要の創出に取り組んでいる。
更新日:2010.03.03 Wednesday
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K-2
K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)
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