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伊藤竜介氏＝（株）伊藤戸車製作所
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伊藤竜介氏（いとう・りゅうすけ＝昭和47年３月28日生）。平成16年入会。平成９年入社。14年取締役営業部長に就任。会社は大正14年創業。現住所は大阪市旭区生江1-9-6。
同社は自動車・家電向けなどにユーザー仕様の特殊ワッシャーを主力に製造。創業当時は「戸車」の製造を行っていたが、昭和36年に平ワッシャーの製造を開始。同年代後半にはワッシャーメーカーとして専業化を行い、その後は、蓄積された技術力と金型の内製化により生産範囲拡大を図り、高難度のニーズに対応する特殊形状ワッシャーの製造に力を入れた。これまでに設計開発した金型は５０００種類にも及ぶ。競合他社との差別化に独自の生産技術力を確立させ細分化する顧客ニーズに対して適確に応えられる体制の向上に努め、更なる発展と顧客との共存共栄に励んでいる。
伊藤氏は入社以前、大手ゼネコンの道路部門で土木施工管理を担当していた。時間・資材配置・人材の制約がある現場において管理能力を身に付けた。同社では、前職時に培った経験を活かして「整理整頓」など職場環境の高度化に着手。在庫製品の最適化や管理体制の合理化・シンプル化に取り組み、総体的な作業時間の短縮を図って、コスト力・安全力・品質力の底上げに寄与した。現在は営業部長として生産管理・営業・製造現場など業務全般に携わり、競争が激化するなかで生き残りをテーマに市場に求められる製品の開発に力を入れると共に、柔軟性のある細やかな対応を基本にサービス力・安心力で何事にも取り組んでいる。
更新日：2010.03.03 Wednesday
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Ｋ－２（ケイ・ツー）は、関西圏のねじ製造５団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とＯＪＣが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。（紙面掲載日：2010年2月17・27日号）
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