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由良宜彦氏=嘉亀鋼業(株)

由良宜彦氏=嘉亀鋼業(株)に関する情報
由良宜彦氏(ゆら・よしひこ=昭和50年12月1日生)。平成16年入会。平成13年入社。企画部、社長室長を経て20年常務取締役に就任。昭和51年創業。現住所は大阪府大阪市平野区加美北3-6-30。

 同社は、大手商社である由良産商の製造部門として設立。高度成長期に伴う市場拡大の対応に由良産商の安定供給を目的に、六角ボルト類の製造を行い、堅実な生産体制による付加価値の維持向上に貢献してきた。品質保証の分野にも力を入れボルトメーカーでは一早く新JISに基づく製品の生産工場として認証登録を受け、製造設備の拡充と生産技術の高度化等を図り、量産及び在庫即納体制を構築し更なる安定供給に務めている。

 由良氏は、国内大手生保会社に勤めた後、米国大手航空機部品メーカー勤務を経て同社に入社。6年間は製造現場で各種機械設備の操作・管理を担当し、モノづくりの技術力・ノウハウや実力を身に付けた。常務取締役就任後は前職で培った経験や良点を積極的に取り入れ、品質体制の強化だけでなく社員意識の改革や、新たな人材確保に向けて工場リニューアルを実施。機械設備及び一部側壁を白く塗り替え、機械底部にはオイルパンを敷いて油による床の汚れを防いだ。在庫品・設備等々は均等に配置し、天井からは自然採光が照らして全体的に清潔感及び明るさのある工場へ変化した。高いビジョンを掲げつつも「脚下照顧」の精神を以って着実に改善を積み重ねるなど、製品ブランド力向上並びに親会社・由良産商の発展を支ている。

更新日:2010.03.03 Wednesday

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K-2

 K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)

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