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ケヴィン山内の英語まめ知識

「まもなく連載100回」

 このコラムを第1回から、そして途中から読み始めた方、ご精読、ご笑覧誠にありがとうございます。もうすぐこのコラムは連載100回を迎え終了といたします。8年前このFJ紙の女屋社長からお話があった時、私は次の点について書こうと決めました。

1これから英語を教え始める先生は、語学は歴史と表裏一体、不可分である事の認識を持つべきだ。
2「W」と「H」の正しい発音、「present」の2つの発音、「A」の3つの発音について正確に知る。
3外来語から日本語になったことば、日常会話に出てくるカタカナことばの由来と本当の意味を知る。
4海外旅行で知っておきたいことばと会話。
5毎月起きるできごと(政治、スポーツ、事件)を英語ではどう表現しているかを知る。

 1について、生徒が授業に興味をもってついてくるか或いは授業内容が判らず落伍していくかは先生の責任が重大です。こういう風に教えてくれたらもっと興味が増し授業がもっと楽しかったのではないか、という経験がありませんか。良い例を2つ挙げます。水曜日の英語 Wednesday についてもともとの発音はウェイデウンズディであり、意味はWoden さんの日、という意味、ではその Woden さんが誰なのか教わりましたか?
 昔ローマのカレンダーは1年が10ヶ月だったそうですが、7月から10月がもとの数字より2ヶ月づつ後ろへずれていますが皆さんご存知ですか、そしてその理由を先生から教わりましたか?
  因みに Sept は7を意味し、 Octo は8を、 Nove は9そして Dec は10を意味しますが、今のカレンダーでは September は9月、
October が10月、 November が11月そして December が12月になっています。おかしいと思いませんか? 答えはそれぞれ「水曜日の秘密」、「カレンダーの謎」をご覧下さい。

 2について、皆様の中におられるかもしれませんが、「W」をダブル、「H」をエッチと読んでいる方はいませんか? 日本国民の3割から4割は間違えて読んでいるように思います。本当に残念です。正しくは「Wの話」、「Hの話」、「間違いだらけの英語の発音」、「コピーライターは英語を知らない」をお読みください。「W」についてはコラムが3つあります。

 3について、皆様がよく使うことばで、刀、カード、カルテ、 cut 、そしてカルタは全て同じ語源から生まれたことをご存知ですか? 先生はそれを教えてくれましたか? 答えは「日本語になった外来語」のシリーズと「日本語と印欧語の関係」のシリーズをお読みください。

 4について、詳細は「海外旅行を楽しみましょう その1、2、3」、「tour to Sicily」、「レストランでの会話」を見て下さい。

 5について、これは沢山あるので好きなコラムを選んでください。
バックナンバーを見るにはFJホームページ nejinews.co.jp でコラム:「ケヴィン山内の英語まめ知識」をクリックして下さい。連載を終了するにはあと数ヶ月ありますので、よく判らなかったからもう一度とか、新たに書いて欲しいことそしてお気付きの点をご連絡下さい。
喜んで紙上でお返事いたします。

FJ担当: TEL03-3844-4460、FAX03-3844-4467です。

本紙2013年9月7日付(2267号)掲載





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