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社説 波紋

キャッシュレス化

 以前にも触れたが、支払い、決済の手間を省く、スピード化に色々な仕組み、方法のキャッシュレスが導入され、幅広い普及をみせている。新型コロナウィルス感染症の拡大防止に、一つの役割を担うものとして注目、更に利用は増加傾向とも云われている。

 人と人との接触を回避できる取り組みに選択がなされているようだ。休業要請、時短営業、緊急事態宣言解除後と、業種・業態・業務内容によって異なるものの、事業者の中には現金確保が第一になっているケースがみられ、全てではないが入金までにタイムラグが生じるキャッシュレスを敬遠する動きも増えていると聞く。

 新しい生活様式によってさまざまな変化が生じると共に変革も一層進んでいくであろうが、今後も当たり前のことを当たり前におこなう地道で、着実な積み重ねが基本になることは変わらないのではないか。

[2020年6月17日付け本紙2511号掲載分]


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